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おはようございます。ステキな朝を迎えていますか?

昨日のblogは夜になってしまいました。申し訳こざいませんでした。

そうそう。言い忘れたことがありまして、昨日からまた駅前掃除を再開致しました。やっぱり一週間の区切りがなにかの行動によって生まれるのは気持ちがいいですね。

朝の区切りは瞑想と読書です。先日福田ししょうがお貸し下さった別宮貞雄『音楽の不思議』を読んでいます。

450ページ。今100ページほど読みましたが通常の100ページとはわけが違います。その内容の濃いこと濃いこと!

まあ、ためいきが出るほど頭の良い方で、、、よくもまあこれだけの知識が一人の人間の脳に詰まっていたよな、と思わずにはおれません。

今朝は音階・旋法のことについて読みました。

この本をお貸し下さったのが福田ししょうということもあって、今まで封印していた様々な旋法に触れることによってまた更に音楽の世界が広がってきたように思います。

旋法は、ドレミファソラシドと長音階があるとして、それぞれの音を主音にすると、7種類の旋法が出来るのです。

ドから始まるとイオニア旋法
レから始まるとドリア旋法
ミから始まるとフリギア旋法
ファから始まるとリディア旋法
ソから始まるとミクソリディア旋法
ラから始まるとエオリア旋法
シから始まるとロクリア旋法

それで、今までは西洋音楽のクラシック音楽を中心に触れてきましたから、クラシックにおけるほとんどの旋法はイオニアとエオリアのみなのです。簡単に言うと長音階と短音階。

で、長音階と短音階も同様にドレミファソラシドそれぞれの音を根音にして各音階を作ることが出来るわけで、それは長音階が12,
短音階も12と足して24調が出来ることになるのです。

今マイブームで日々私が弾いているバッハの平均律はこの24調を第1巻・第2巻の構成で作曲されているわけですね。

そこで今日はたと気づきました。

西洋音楽ではベートーヴェンにしてもショパンにしても、『転調』という現象が多数起こっています。厳密に言えば、作曲家が意図的にそういう現象を起こしているといった方が正しいかもしれません。

例えばモーツァルトのソナタやツェルニーの練習曲などは大概始まった調の属調に転調しているのが定番になっています。

ハ長調ならばト長調、ニ長調ならばイ長調といった具合ですね。

それから同時によく見かける転調は同じ主音の長調から短調へ移行するのもありますよね。

ハ長調ならハ短調、イ短調ならイ長調といった具合に。

ちなみに余談ですが、ナポレターナ(カンツォーネ)は短調から長調に移行するパターンが極めて多いですね。

さて、それならば

ニ長調からニのドリア旋法へ転調する、というのもアリなのでは?

そういう曲ってお目にかかってないです。

そういう考えによれば、まだまだ面白い曲を生み出す可能性が無限大に拡がるのかもしれないよなあ。

そんなことを感じた今朝でした。

今度福田ししょうに訊いてみよう。

それでは今日も最高の一日をお過ごし下さい。

<お知らせ>

今月、如水会館レストランジュピターの美食と音楽のサロンに出演します。コロナ禍ではありますが、ちょっと息抜きに美味しい仏蘭西料理に会いにお越しいただければ嬉しいです。ご予約は私宛のメッセージでもかまいません。承ります。

美食と音楽のサロン2020628

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2020.06.01 Mon l 日記 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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